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西村舟津の俳句集「短夜」 平成21年中に木津川句会で発表した句の中から36句を抽出して句集にまとめたものです。句会で発表される句は旧仮名遣い有季定型俳句です。西村舟津の俳句集「短夜」の第2頁です。
たんやの俳句 みじかよの俳句 短夜の瞼しばたく宿直かな 西村舟津の俳句。くさいちの俳句 御贔屓の客の多さや草の市 西村舟津の俳句。いのししの俳句 剥製の猪が迎へる猪鍋屋 西村舟津の俳句。こおるの俳句 亀井戸の凍れる水に経木浮く 西村舟津の俳句。かんばれの俳句 寒晴に箕の扁額の陶とがる 西村舟津の俳句。みっかの俳句 子や孫と過して早し三日過ぐ 西村舟津の俳句。