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俳誌「引鶴」同人稲福昌一の俳句集「雪渓」の第3ページです。河鹿の俳句 愛宕背に河鹿鳴く瀬を船下り 稲福昌一の俳句。秋暑しの俳句 茶屋町の昼は乾きし秋暑かな 稲福昌一の俳句。虫の俳句 虫に寝て鐘に目覚めし坊泊まり 稲福昌一の俳句。雁渡るの俳句 断崖は柱状節理雁渡る 稲福昌一の俳句。芒の俳句 山頂は風の薄のあるばかり 稲福昌一の俳句。月の俳句 能登の俳句 潮騒を枕に月の能登泊り 稲福昌一の俳句。