8/8
ひいらぎの花の俳句 柊の花の香ほのと裏鬼門 松山寿美の俳句。わたむしの俳句 命まだ余り綿虫降りて来ず 松山寿美の俳句。ふところ手の俳句 やゝありて解く推敲の懐手 松山寿美の俳句。冬の田の俳句 色のなき風吹き抜ける冬田かな 松山寿美の俳句。よせなべの俳句 寄鍋や俳句談義の饒舌に 松山寿美の俳句。