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【松山寿美俳句集「秋惜む」の第5頁】野菊の俳句 遠き嶺の丸みて淡き野菊晴 松山寿美の俳句。松手入れの俳句 掛声の弾み親子の松手入 松山寿美の俳句。紅葉の俳句 全山の紅葉を裂きて滝落ちる 松山寿美の俳句。残菊の俳句 残菊のなほ香を放つ力あり 松山寿美の俳句。山眠るの俳句 山峡の晴定まらず山眠る 松山寿美の俳句。霰の俳句 霰散る硫黄の匂ふ湯の川に 松山寿美の俳句。