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高橋泉也第8句集「歳旦」の第11ページです。時雨の俳句 玉砂利を濡らし過ぎゆく伊勢しぐれ。時雨の俳句 時雨るるも晴るるもありの旅二日。小春の俳句 仰山の図書借りだす館小春。末枯れの俳句 末枯れに加速つけゐる湖の雨。手袋の俳句 釣行に手袋の指切落とし。冬木の俳句 神苑に冬木の音の寥寥と。