7/8
高橋泉也の第7句集「枯淡」の第6ページ・無花果の俳句など6句 高橋泉也の俳句▼つたもみじの俳句 蔦もみじ鎧ふ洋館灯の洩るる 高橋泉也の俳句▼いちじくの俳句 無花果を割れば現る戦の火 高橋泉也の俳句▼もずの俳句 鵙の声陵の寂裂きにけり 高橋泉也の俳句▼しぐれの俳句 時雨るるや交番の灯の点りたり 高橋泉也の俳句▼大根引の俳句 青首の器量見定め大根引く 高橋泉也の俳句▼冬晴の俳句 冬晴の波止に竿だし動かざる