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瀬尾睦夫の第1句集「初心」の第4ページです。/秋彼岸の俳句 この石も先祖の一人秋彼岸/稲架の俳句 黒々と田にうずくまる稲架の闇/秋の風の俳句 豆力士去りし土俵に秋の風/還暦の俳句 息白く還暦の朝迎へけり/寒の水の俳句 うがいするコップに満てり寒の水/日短の俳句 手話の手の素早く動き日の短か
鳥取県の俳人 瀬尾睦夫の第1句集「初心」の第4ページです。稲架の俳句 黒々と田にうずくまる稲架の闇。秋の風の俳句 豆力士去りし土俵に秋の風。息白の俳句 息白く還暦の朝迎へけり。寒の水の俳句 うがいするコップに満てり寒の水。日短の俳句 手話の手の素早く動き日の短か。むつのはなの俳句 枝打ちの山を鎮めて六花