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三重県在住の俳人 山口美琴の第3句集「雛御膳」の第5ぺーじです。/キキョウの俳句 桔梗咲く源氏の館古都の旅/菊日和の俳句 一片の雲なき空や菊日和/栗飯の俳句 初物と子らに届けし栗ご飯/郷紅葉の俳句 雨去りて色鮮やかに里紅葉/冬の空の俳句 街路樹の刈られて広き冬の空/山眠るの俳句 落つるものすべて落として山眠る