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橋本幹夫第4句集の第6ページです。・秋の浜の俳句 暫くは膝を抱へて秋の浜・馬追の俳句 馬追や雨の降る夜の訪問者・間引き菜の俳句 群青の空の袂に菜を間引く・バッタの俳句 残照に呑み込まれゆく飛蝗かな・小春日の俳句 小春日や違ふ自分を探す旅・鷹渡るの俳句 鷹渡る千里の風を掻つ切つて