ピアノ
インターネット句集
橋本幹夫 第1句集
平成20年中の詠句から 35句
俳誌ににん 平成20年12月号に登載
【ににん/上田禎子評】
ピアノを弾いていて、寒いので指がぎくしゃくとし思わず力が入り、黒鍵の方を強く叩くように弾いてしまった。だが、実際に叩いたのは寒さだったのだ。
寒さは目に見えるわけではないが、冷たい空気である。黒鍵と一緒に冷たい空気を叩いたのである。どんな曲を弾いたのだろうか。ショパンの練習曲に右手は黒鍵のみを奏するとあるが。
【幹夫コメント】
私の腕前はせいぜいバイエル。妹(検索⇒井戸口BON)は精力的にライブしている。
1/7
橋本幹夫第1句集ピアノのトップページです。寒さの俳句 黒鍵に今朝の寒さを叩きけり 橋本幹夫