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宇都宮美智子句集「秋の海」の第2ページです。有季定型 旧仮名遣い俳句を詠んで居ます。大旦の俳句 おおあしたの俳句 四囲に塩盛つて静かな大旦 宇都宮美智子の俳句。春時雨の俳句 奈良町の軒深くして春時雨 宇都宮美智子の俳句。椿の俳句 山祠つらつら椿咲く野辺に 宇都宮美智子の俳句。物芽の俳句 石組のあらき空壕物芽出づ 宇都宮美智子の俳句。春雪の俳句 遣水に落ては消ゆる春の雪 宇都宮美智子の俳句。春の光の俳句 春光や投網きらりと川漁師 宇都宮美智子の俳句。