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木村宏一第五句集の第6ページ/聖樹の俳句 見詰め合ふ瞳に映る聖樹の灯/七草粥の俳句 七種粥吹けば緑の匂ひ立つ/寒晴の俳句 寒晴や靴音軽く尾根の道/霧氷の俳句 霧氷林見上げて空の高さかな/冴返るの俳句 朝練のトランペットの冴返る/節分の俳句 節分や細巻きにして老ふたり