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千葉県在住の俳人 田村公平の第2句集「根深汁」の第6ページです/冬囲いの俳句 荒縄の男結びや冬囲/寒怒涛の俳句 奈落より這ひ出る舳先寒怒涛/冬鴎の俳句 大漁の網に乗り来る冬鴎/初茜の俳句 灯台の白亜染めたる初茜 /雑煮の俳句 二十年住めば都の雑煮かな/ラガーの俳句 一瞬の突破にかけるラガーかな