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千葉県在住の俳人 田村公平の第2句集「根深汁」の第4ページです/新牛蒡の俳句 新牛蒡掻き揚げの香を独り占め/草いきれの俳句 草いきれ抜けて広がる九十九里/良夜の俳句 連れ潮にエンジン軽き良夜かな/夜寒の俳句 天空へ湯けむり昇る夜寒かな/秋高しの俳句 越屋根の繰糸場跡秋高し/新米の俳句 新米に小首傾げる水加減