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千葉県在住の俳人 田村公平の第2句集「根深汁」の第2ページです/花霞の俳句 夕日へと舵切る船や花霞 /春惜しむの俳句 春惜む昭和に消えし漁船団/花莚の俳句 老犬もぼそり顔出す花筵/夏来るの俳句 くす玉を割って進水夏来る /新緑の俳句 新緑の街から街へ跨線橋/夏野の俳句 大阿蘇に赤牛の散る夏野かな