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信貴山朝護孫寺
[開 催] 平16. 1.11
[吟行地] 信貴山朝護孫子寺
[句会場] JR王寺駅近くの「やわらぎ会館」
    城ありしことは黙して山眠る 昌 一
 
      ケーブルに踏切一つ枯葎 
 
     高安の背山端山も眠りけり 光 堂
 
    仰ぎ見る半跏地蔵に冬日濃し 久美子
 
     信貴山の塔の朱昏み底冷す 窓 城
 
     初詣真闇に触るる如意宝珠 舟 津
 
      泰然と境内に立つ大冬木 良 一
 
       初詣虎一色の寺にかな 澄 子
 
       大伽藍懐に抱き山眠る 寿 美
 
    口開けて御慶か信貴の張子虎 木 賊
 
      奥の院まで十五丁四温晴 和 子
 
      濃く淡く大和の峰の冬霞 不二子
 
   初寅を明日にひかえて信貴詣で 惠 以
 
   初乗は信貴へケーブル乗継ぎて とも江
 
     松の内大福寅に触れもして 美智子
 
      空鉢に汲む銅蓮の寒の水 律 子
四方の山見おろし拝す初詣 宮 子
 
初釜の開かれている玉蔵院 美和子
 
寒の水空鉢さまに奉る 清 子
 
風冴ゆるばかりの信貴山詣でかな 佐 知
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選者 山口正秋 詠
 
初詣戒壇めぐりする人も
 
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信貴山朝護孫寺が紹介されているホームページ
http://www.sigisan.or.jp/
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