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奈良・依水園
[開 催] 平16. 8. 8
[吟行地] 奈良市/依水園・奈良公園一帯
[句会場] 奈良県中小企業会館(近鉄奈良駅前)
鳥除けの貝殻秋の日を返し 昌 一
掃苔を済ませ吟行加はりぬ 清 子
小さき橋いくつも渡り園の秋 宮 子
依水園巡る日傘の連なりて 浩
鳥除けの光る茅葺亭残暑 和 子
南大門借景として園は秋 広 子
泉水の明治の庭の秋めきて 不二子
秋暑し山より高き南大門 澄 子
吉城川結界として園の秋 舟 津
秋暑し裏道を行く人力車 久美子
街騒を拒みて依水園初秋 窓 城
茅葺の茶室ひつそり百日紅 木 賊
秋立つや大仏殿の鴟尾はねて 多津子
秋暑し水筒の水飲みつくし 美和子
依水園初秋の縁に憩ひけり 惠 以
日の射せる幹の裏側秋の蝉 良 一
新秋や園に水車の光りまふ とも江
寧楽山を借景の園水の秋 佐 知
蓮の花咲き継ぐ幾世依水園 ゆたか
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選者 山口正秋
詠
遣水の音限りなく園の秋
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奈良公園・依水園吟行俳句会報告 平成16年8月の引鶴吟行俳句会報告 8月の俳句 引鶴俳句 秋日の俳句 鳥除けの貝殻秋の日を返し 稲福昌一の俳句 掃苔の俳句 掃苔を済ませ吟行加はりぬ 河野清子の俳句秋の俳句 小さき橋いくつも渡り園の秋 大畠宮子の俳句 日傘の俳句 依水園巡る日傘の連なりて 貫野浩の俳句 残暑の俳句 鳥除けの光る茅葺亭残暑 能口和子の俳句 秋の俳句 南大門借景として園は秋 山口広子の俳句 秋めくの俳句 泉水の明治の庭の秋めきて 奥田不二子の俳句 秋暑しの俳句 秋暑し山より高き南大門 梅田澄子の俳句 秋の俳句 吉城川結界として園の秋 西村舟津の俳句 秋暑しの俳句 秋暑し裏道を行く人力車 松阪久美子の俳句 初秋の俳句 街騒を拒みて依水園初秋 門田窓城の俳句 百日紅の俳句 茅葺の茶室ひっそり百日紅 土井木賊の俳句 立秋の俳句 秋立つや大仏殿の鴟尾はねて 辻多津子の俳句 秋暑しの俳句 秋暑し水筒の水飲みつくし 佐藤美和子の俳句 初秋の俳句 依水園初秋の縁に憩ひけり 水野恵以の俳句 秋の蝉の俳句 日の射せる幹の裏側秋の蝉 飯岡良一の俳句 百日紅の俳句 保存さる古きお茶室百日紅 保坂道子の俳句 夏霞の俳句 春日山三笠の山も夏霞 寺本光堂の俳句 新秋の俳句 新秋や園に水車の光りまふ 山本とも江の俳句 水の秋の俳句 寧楽山を借景の園水の秋 西ア佐知の俳句 秋の声の俳句 秋声を水音に聞く依水園 二郎の俳句 蓮の花の俳句 蓮の花咲き継ぐ幾世依水園 野田ゆたか 開催 平16.8.8− 吟行地 奈良市 依水園奈良公園一帯− 俳句会場 奈良県中小企業会館(近鉄奈良駅前)選者 山口正秋吟の俳句 園の秋の俳句 遣水の俳句 遣り水の音限りなく園の秋 秋の俳句 依水園庭の小流れ水の秋 早紅葉の俳句 早紅葉や奈良に古りたる依水園 山口正秋の俳句