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埴輪工場公園
[開 催] 平15. 2. 9
[吟行地] 高槻市/高槻埴輪工場公園一帯
[句会場] 茨木市/山口正秋先生のご自宅
高速道跨ぐ丹の橋春の風 寿 美
 
水温む池に釣り人棹を垂れ 澄 子
 
雨上り白梅凛と咲く道端 吉太郎
 
沈丁花紅く芽吹きて香りまだ 久美子
 
寒椿無住となりし観音寺 美和子
 
北摂の史跡の丘や草青む 良 一
 
春風や埴輪目を開け口を開け 佐 知
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選者  山口正秋 詠
 
冴返る山未塔堀なる古墳
 
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埴輪工場公園が紹介されているホームページ
https://haniwapark.hokkaido-potato.com/index.html
 昨夜の雨木々の芽吹きをうながして 窓 城
 
     復元の埴輪の並ぶ東風の丘 不二子
 
    訪ね来て埴輪史跡の青き踏む 昌 一
 
      埴輪園隣る釣り池水温む 木 賊
 
    句材にと五色寒餅吊るしくれ 
 
  遅れ来てコート脱ぐ間も晴がまし 忠 子
 
     窯跡は一五〇〇年前冴返る 和 子
 
      早春の氷室の里を散策す とも江
 
     工房の遺跡の丘の草萌ゆる 泰 果
 
   手を合わす巫女の埴輪に春の風 清 子
 
  満天星の木の芽吹きをり窯場あと 幸 代
 
      池に沿ふ春料峭の埴輪群 舟 津
 
     又別の雲の動きて春日差す 多津子
 
    春風に古代の埴輪吹かれゐて しず子
 
     昨夜の雨溜めて窯跡春浅し 美智子
 
      十八の登り窯跡下萌ゆる 恵 以
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