/ha/15/13/
崇 禅 寺 一 帯
[開 催] 平15. 4.13
[吟行地] 大阪市東淀川区/崇禅寺一帯
[句会場] 東淀川区民センター
門前の常磐木落葉嵩高く 多津子
囀のしきりに零れガラシャの碑 美智子
日を受けて寺苑にそそぐ竹の秋 宮 子
水温む水の都の浄水場 光 堂
百千鳥鳴けるガラシャの墓の空 泰 果
お茶室に入るを禁じて桜散る 和 子
桜散る楽しむ心ありにけり 優 子
春昼や眼前の物みな俳句 ミチエ
春愁や伝統今に残る寺 澄 子
鉤の手に歩む寺領や花吹雪 寿 美
築浅く寺は瀟洒に若楓 とも江
遠き世の仇討の寺松の花 木 賊
常磐木の落葉重なる山門に 清 子
お茶室は垣根の奥に庭おぼろ 幸 代
練塀に人影映す春日かな 良 一
花万朶納骨堂の階に座し 浩
笑み給ふ布袋の像に花吹雪 律 子
散る花の白き道行き首塚へ 吉太郎
布袋尊辺りに落花敷きつめて 恵 以
麗かや卵塔なべて蓮弁に 昌 一
仇討の古刹と知られ東風の寺 佐 知
浄瑠璃にその名を遺す花の寺 窓 城
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
選者 山口正秋
詠
石庭の白砂に春日ありにけり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪市東淀川区/崇禅寺吟行俳句会報告 [句会場] 東淀川区民センター平成15年4月の吟行俳句会 4月の俳句 崇禅寺(大阪市東淀川区)吟行俳句会報告 引鶴俳句会 有季定型・伝統俳句 常磐木落葉の俳句 門前の常磐木落葉嵩高く 辻多津子の俳句 囀りの俳句 囀のしきりに零れガラシャの碑 宇都宮美智子俳句 竹の秋の俳句 日を受けて寺苑にそそぐ竹の秋 大畠宮子の俳句 水温むの俳句 水温む水の都の浄水場 寺本光堂の俳句 千鳥の俳句 百千鳥鳴けるガラシャの墓の空 夏目泰果の俳句 桜散るの俳句 お茶室に入るを禁じて桜散る 能口和子の俳句 落花の俳句 桜散る楽しむ心ありにけり 米田優子の俳句 春の昼の俳句 春昼や眼前の物みな俳句 内海ミチヱの俳句 春愁俳句 春愁や伝統今に残る寺 梅田澄子の俳句 花吹雪の俳句 鉤の手に歩む寺領や花吹雪 松山寿美の俳句 若楓の俳句 築浅く寺は瀟洒に若楓 山本とも江の俳句 松の花俳句 遠き世の仇討の寺松の花 土井木賊の俳句 常磐木落ち葉の俳句 常磐木の落葉重なる山門に 河野清子の俳句 朧の俳句 お茶室は垣根の奥に庭おぼろ 幸代の俳句 春の日の俳句 練塀に人影映す春日かな 飯岡良一の俳句 花万朶の俳句 花万朶納骨堂の階に座し 貫野浩の俳句 花吹雪俳句 笑み給ふ布袋の像に花吹雪 律子俳句 散る花の俳句 散る花の白き道行き首塚へ 川島吉太郎の俳句 落花の俳句 の俳句 布袋尊辺りに落花敷きつめて 水野恵以の俳句 麗かの俳句 麗かや卵塔なべて蓮弁に 稲福昌一の俳句 東風の俳句 仇討の古刹と知られ東風の寺 西ア佐知の俳句 花野寺の俳句 浄瑠璃にその名を遺す花の寺 門田窓城俳句 選者山口正秋の俳句 春の日の俳句 石庭の白砂に春日ありにけり 長閑の俳句 仇討のありしは昔寺長閑 残花の俳句 浄水場残る桜と葉桜と 開催平15.4.13 吟行地大阪市東淀川区 崇禅寺ほか 俳句会場東淀川区民センター