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四天王寺一帯
[開 催] 平15.12.14
[吟行地] 大阪市/四天王寺ほか
[句会場] 料亭「こめ喜」
弥陀配し玻璃光の池冬日濃し 惠 以
冬の水先師の経木流しけり 良 一
冬日向亀の背に乗る供養塔 和 子
遺句掛けて偲ぶ心に年惜む 多津子
堂縁に座して句を練り日向ぼこ とも江
冬うらら寺に福呼ぶ布袋尊 舟 津
師走寺義士の祭に護摩を焚く 光 堂
枯菊にまだ色残り香の残り 優 子
先師の忌修し安堵の年忘 佐 知
読経中なればくさめをこらへけり ゆたか
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選者 山口正秋
詠
翔鶴忌師走半ばの天王寺
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翔鶴忌修してよりの納め句座 昌 一
水洟も涙も先師七回忌 浩
枯蓮を上手に避けて池の鯉 澄 子
山茶花や滝の二つは釈迦薬師 木 賊
茶室四つ寺苑に配し冬麗ら 窓 城
冬ぬくし法螺の音高き義士祭 不二子
亀の池囲む満天星紅葉かな 清 子
極楽の庭に映りし冬紅葉 美和子
翔鶴忌修す師走の天王寺 恭 生
綿虫のよく飛ぶ流れ浄土池 ミチエ
八角亭枯蓮の見ゆる色硝子 律 子
これ以上枯れようもなき枯蓮 寿 美
玻璃光の池の辺冬芽育ちをり 美智子
本坊の方丈開けて冬日和 宮 子
方丈の庭の枯芝岩を置く 良 子
冬の水先師の経木流しけり 良 一
四天王寺吟行俳句会報告 平成15年12月の吟行俳句会 12月の俳句 引鶴俳句会 有季定型・伝統俳句 館野翔鶴忌の俳句 翔鶴忌修してよりの納め句座 稲福昌一の俳句 水洟の俳句 水洟も涙も先師七回忌 貫野浩の俳句 蓮枯るの俳句 枯蓮を上手に避けて池の鯉 梅田澄子の俳句 山茶花の花の俳句 山茶花や滝の二つは釈迦薬師 土井木賊の俳句 冬麗らの俳句 茶室四つ寺苑に配し冬麗ら 門田窓城 冬温しの俳句 冬ぬくし法螺の音高き義士祭 奥田不二子 満天星紅葉の俳句 亀の池囲む満天星紅葉かな 河野清子の俳句 冬紅葉の俳句 極楽の庭に映りし冬紅葉 美能口和子の俳句 師走の俳句 翔鶴忌修す師走の天王寺 森本恭生 綿虫の俳句 綿虫のよく飛ぶ流れ浄土池 内海ミチヱの俳句 蓮枯るの俳句 八角亭枯蓮の見ゆる色硝子 律子の俳句 枯蓮の俳句 これ以上枯れようもなき枯蓮 松山寿美の俳句 冬の芽の俳句 玻璃光の池の辺冬芽育ちをり 宇都宮道子の俳句 冬晴れの俳句 本坊の方丈開けて冬日和 大畠宮子の俳句 芝枯るの俳句 方丈の庭の枯芝岩を置く 水野良子の俳句 冬の水の俳句 冬の水先師の経木流しけり 飯岡良一の俳句 冬の日の俳句 弥陀配し玻璃光の池冬日濃し 水野恵以の俳句 冬の水の俳句 冬の水先師の経木流しけり 飯岡良一の俳句 冬日の俳句 弥陀配し玻璃光の池冬日濃し 水野恵以の俳句 冬日向の俳句 冬日向亀の背に乗る供養塔 能口和子の俳句 年惜しむの俳句 遺句掛けて偲ぶ心に年惜む 辻多津子の俳句 日向ぼこの俳句 堂縁に座して句を練り日向ぼこ 山本とも江の俳句 冬麗らの俳句 冬うらら寺に福呼ぶ布袋尊 西村舟津 師走寺の俳句 師走寺義士の祭に護摩を焚く 寺本光堂の俳句 日向ぼこの俳句 石あれば石に腰して日向ぼこ しず子の俳句 菊枯るの俳句 枯菊にまだ色残り香の残り 米田優子の俳句 嚔の俳句 読経中なればくさめをこらへけり 野田ゆたかの俳句 年忘れの俳句 先師の忌修し安堵の年忘 西ア佐知の俳句 選者山口正秋吟 翔鶴忌の俳句 翔鶴忌師走半ばの天王寺 冬晴れの俳句 雲一つなき蒼天の冬日和 極月の俳句 極月の浪速の寺の義士祭 開催平15.12.14 吟行地大阪市 四天王寺ほか 俳句会場料亭「こめ喜」