令和 四年 十
月
10/2022
秋の風
野田清月の2022年・令和4年10月の月例俳句のページです。野田清月(本名 野田ゆたか)は、有季定形・旧仮名遣い俳句を詠んでいます。
〈今月の詠句〉
秋の風の俳句 御寺訪ふ麓も峰も秋の風 野田清月
十三夜の俳句 横死者の来し方偲ぶ十三夜 野田清月
秋深むの俳句 弔砲の響く式典秋深む 野田清月
秋の暮の俳句 禁酒てふ卓のさびしき秋の暮 野田清月
秋惜むの俳句 秋惜む浦に海鳴り聞く夜かな 野田清月
残菊の俳句 持て成しの花は残菊盆点前 野田清月
身に入むの俳句 清貧の八十路身に入む閨明り 野田清月
詠者 野田清月清月(清月庵)の所在地は、大阪府枚方市です。