平成二九年一一月
11/2017
走り根
2017年・平成29年11月の月例俳句 野田ゆたか吟7句のページです。走り根の俳句など。清月庵 大阪府枚方市。
朴落葉の俳句 朴落葉隠れ遣水奔りをり 野田ゆたか。冬の道の俳句 走り根の瘤のあらはに冬の道 野田ゆたか。北窓塞ぐの俳句 北窓を塞ぎ小暗き東司かな 野田ゆたか。
落葉尽の俳句 落葉尽き天底抜けの御堂筋 野田ゆたか。石蕗の花の俳句 花石蕗に雨雲の割れ日矢こぼす 野田ゆたか。茎の石の俳句 年ごとに持ち重りせし茎の石 野田ゆたか。
嵐雪忌の俳句 やつて来し寒さ増す候嵐雪忌 野田ゆたか。