平成二六年五月
05/2014
痩せ我慢
2014年・平成26年5月の野田ゆたか月例俳句のページです。やせ我慢の俳句など。
野田ゆたかは、俳句を生涯学習にして有季定型、旧仮名遣いの伝統俳句を詠んでいます。句を詠むにあたっては、句風は明るく、作句は楽しく、句の趣は深くをモットーにしています。
/浦島草の俳句 何釣るか浦島草の棹延ばし 野田ゆたか /憲法記念の日の俳句 戦後派も老いて憲法記念の日 野田ゆたか/夏めくの俳句 風騒ぐ借景の木々夏めける 野田ゆたか。
/ころもがえの俳句 更衣済ませて老いの痩せ我慢 野田ゆたか/万緑の俳句 一歩づつ万緑深めゆく山路 野田ゆたか/葉桜の俳句 葉桜の木洩日揺るる女坂 野田ゆたか。
/練供養の俳句 光背に夕日重ねて練供養 野田ゆたか