平成二三年一〇月
10/2011
木の実
2011年10月の俳句 野田ゆたか吟のページです。声無き声の俳句ほか。
ゆく秋、秋天の俳句 空路には更に秋天ありにけり 野田ゆたか、天高しの俳句 昨夜の雨色ぬき去りて天高し 野田ゆたか、菊の俳句 どちらかと言へは紅茶を菊の庭 野田ゆたか、小鳥の俳句 小鳥きて哲学の道つながりぬ 野田ゆたか、
からすうりの俳句 朽ちてなほ紅をとどめて烏瓜 野田ゆたか、木の実の俳句 又一つ木の実が落ちて水子墓 野田ゆたか、風は秋の俳句 狛犬の足元撫づる風は秋 野田ゆたか。
noda yutaka haiku。清月俳句会 大阪清月庵、枚方市 京都清月庵、木津川市。野田ゆたかの平成23年10月の俳句