平成二二年 六月
06/2010
簗番屋
2010年・平成22年6月の俳句 野田ゆたか吟のページです。魚簗番屋の俳句ほか。
魚簗の俳句 居るやうに見ゆる不在の簗番屋 野田ゆたか、藻の花の俳句 藻の花の流れゆらげる光かな 野田ゆたか、夏の鴬の俳句 老鴬は息整ふる間を持てり 野田ゆたか、羽脱鳥の俳句 時なしの声張上げて羽抜鶏 野田ゆたか、
梅雨の俳句 梅雨雲を抜けて空路の青空に 野田ゆたか、名妻町の俳句 影すてて夏蝶吹かれゆきにけり 野田ゆたか、蝸牛の俳句 槍を出し動く構への蝸牛 野田ゆたか。羽抜鶏 野田ゆたか。