八



1996/07
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7月の俳句。雲の峰の俳句 雲の峰ぬきん出しより輝けり。雷の俳句 日雷午後のアトリエひとりぼち。ケルンの俳句 引く汗も山頂のものケルン積む。睡蓮の俳句 睡蓮や島の御堂は賑はひて。沙羅の花の俳句 沙羅の花寺を親しきものとして。汗の俳句 ともかくも汗を拭ひてからのこと。船祭の俳句 船祭果てゝ大川静もりぬ。清月庵主 野田ゆたか 俳句。