昭和六三
年
一
月
1988/01
初稽古
1月の俳句。筆始の俳句 書初の俳句 短冊に墨香を移す筆始。初鏡の俳句 福を呼ぶ黒子ほつこり初鏡。賀状の俳句 年賀状の俳句 来たと夫言ひて賀状を取りに立つ。初稽古の俳句 正眼の竹刀瞬発初稽古。凍の俳句 風神や心が凍ててしまひさう。水仙の俳句 水仙や駿馬が駆ける朝の牧。冬薔薇の俳句 冬の薔薇の俳句 冬さうび挿して誕生祝はれし。清月庵主 野田ゆたか俳句。